ウチコジ

脳障害をもつ当事者と家族の心とからだの健康をつくる、健康・栄養情報 & ワークショップ

脳の健康

太陽が脳を育てる


脳細胞の肥料、BDNF

BDNFをご存知でしょうか?

Brain-Derived Neurotrophic Factorの略で、
日本語では脳由来神経栄養因子と呼ばれています。

ぞくに「脳細胞の肥料」と言われており、
神経細胞の成長や維持、
シナプスの増強
を助ける物質です。

傷ついた脳を再生したり、
記憶や学習などの認知機能をあげたいと
考えるときに、鍵になる物質の一つです。

BDNFは春夏に多い

さて、このBDNF、
季節によって分泌量が変わるという研究があります。

春~夏の時期に多く、
秋~冬には少なくなるとのこと。

この研究では
なんと2851名から血液サンプルを採り、
血清のBDNF濃度を調べています。

結果、
季節によってBDNF濃度に変動があること、
さらに、血液採取の週およびその前10週間の
日照量とBDNF濃度に正の相関があったことがわかりました。

秋、冬にうつが多くなる要因の一つとして考えられるだろうという結論でした。

[参照]

Serum BDNF concentrations show strong seasonal variation and correlations with the amount of ambient sunlight.

秋、冬も外に出よう

私たちの体は、
口から取り入れる栄養と同じように、
太陽の光も体内で有効に活用しています。

免疫の要であるビタミンDをつくったり、
赤外線がさまざまなスイッチの働きをしていたり、
セロトニン分泌、メラトニン合成にも関わっています。

寒い季節は
ついつい温かい部屋のなかにとどまりがちですが、
太陽のこんな絶大な効果を知ると
是が非でも、外に出て日光浴したくなりますね。