ウチコジ

脳障害をもつ当事者と家族の心とからだの健康をつくる、健康・栄養情報 & ワークショップ

からだの健康

お酒を飲んでなにがわるい?


皆さん、お酒は好きですか?
私は好きです。

以前は毎晩飲んでいましたが、
分子栄養学を学んでからは
週に1回飲むか飲まないかのペースまで
控えるようになりました。
やっぱり翌日からの体の調子がちがうのがわかります。

だからって、お酒は体にわるいから、みんな絶対やめた方がいい!
なんて言うつもりはありません。
一人ひとりが自分のからだと相談しながら、
ちょうどいい量を楽しく飲めたらいいですよね。

お酒で捨ててる、体の小道具たち

では、お酒を飲むと
なにがわるいのでしょうか?

アセトアルデヒドが肝臓を壊していく
という基本的なことはおいといて、
この記事では、
栄養や代謝の面から考えてみたいと思います。

トイレがふえるということは?

利尿作用でまず脱水状態に

お酒を飲むと、ついついトイレに行く回数が増えますよね。
とくにビールなんかは効果てきめんです。

お酒は、バソプレッシンという
抗利尿ホルモンの分泌を
邪魔する性質があり、
そのため利尿作用があります。

お酒として体内に入れた水分以上に
体内の水分もあわせて
尿として排出されてしまうのです。

こうなると、脱水状態になり二日酔いにもなりやすい。
脳の働きも当然わるくなります。

そして、マグネシウムがダダ漏れに

水分がたくさん排出されるということは、
同時にミネラルも排出されます。

夏、ミネラル補給が大事だって言われるのは、
汗の水分で排出されてしまう
ミネラルを補うためですよね。
それと同じことです。

この排出されるミネラルのなかには
体のなかでとても大切な働きをする
マグネシウムも含まれます。

アルコール依存症の人は
マグネシウム不足でさまざまな症状がでているという研究も。
マグネシウムを補うことで、
依存症にも改善がみられることがあるそう。

[参照]

Magnesium deficiency and alcohol intake: mechanisms, clinical significance and possible relation to cancer development (a review).
Journal of the American College of Nutrition 1994 Oct

マグネシウム不足の症状をチェック

マグネシウムは体のさまざまな歯車をまわす大切な小道具です。
不足は、いろいろな症状となってあらわれます。


たとえば、こんな症状が思いあたる方は
ちょっと気をつけてみてもいいかもしれません。

  • 高血圧
  • 不整脈
  • 偏頭痛
  • そわそわする、興奮ぎみ
  • 肩こり
  • 睡眠不良

どうでしょうか?
ハッとした方はぜひ
緑色の野菜、海藻などを
どんどん食生活にとりいれてくださいね。

ビタミンCを大量消費

お酒で捨てている栄養素は
ミネラルだけではありません。
お酒を代謝するために、
肝臓では大量のビタミンCが消費されます。

ビタミンCは
体を傷つける余分な活性酸素を消してくれる
頼れる栄養素。

肌のコラーゲンをつくるのもビタミンC、
しみ・シワを防いでくれるのもビタミンC。

お酒でビタミンCを
毎日大量に消費していると
老化がどんどん加速します(泣)

私自身もお酒を控えめにして、
ビタミンCをこまめに摂取しはじめてから、
だいぶ肌の調子がよくなりました。

ふだんはこちらのビタミンCサプリ↓を
1~3時間おきに飲んでいます。

ビタミンCの活躍の場が
お肌だけだと思ったらとんでもないです。

白血球の働きを高めて
風邪をひきにくくしてくれますし、
過度のストレスで疲れてしまう
副腎の働きを助ける栄養素でもあります。
なんと、神経伝達物質の合成にさえ関わっています。

ビタミンCがどれだけ重要か
少しは伝わりましたでしょうか?

ほかにもまだまだ
お酒で捨ててしまう栄養素はあるのですが、
長くなってきたので、
今日はこのへんで。